突然ですが、皆さんは、Lyftってご存知ですか?アメリカ国内でしか使うことができないので、馴染みのない人も多いかもしれませんが、Uberと同じサンフランシスコに拠点を置く配車サービス会社で、Uber最大のライバルなんです!
そもそもUberって何?と思った方はこちらの記事をまずチェック!
今回はnottecoと同じように相乗り(ライドシェア)サービスと呼ばれているLyftについて紹介します!
そもそもLyftってなに?
Lyftは2012年に設立されたアメリカの企業による配車アプリサービスで、2017年の時価総額は約75億ドル(約8100億円)ほどとされています!
Lyftは一般の人が自分の好きな時間に自家用車を使って移動したい人を運ぶサービスを提供しています。
特徴としては、
・アプリを使ったクレジット決済
・出発地と目的地を入力すれば、経路、金額が事前に分かる(利用後に通過した経路も分かる)
・利用者が運転手を評価し、運転手も利用者を評価する相互評価
などがあります。
利用者としての利点としては
・知らない土地で遠回りされて、過剰に料金を請求される不安がない
・海外旅行の際は、言葉が通じなくても利用できる
・運転手の評価をあらかじめ確認できる
などがあります。
Lyftには4つの種類のサービスがある!
現在Lyftには4種類のサービスがあります。
1つ目は通常の配車サービスである「Lyft」一般の人(地域やLyftの条件を満たしている人)が自家用車で行う配車サービスです。
2つ目は「Lyft」よりも大きな車での配車サービスである「Lyft Plus」一般の人が7人乗りの自家用車で行う配車サービスです。
3つ目は他人と相乗りする可能性もある「Lyft Line」同じ方向に移動する人と相乗りする可能性がありますが、最も安いサービスです。(ただし、Lift LineはLyftが使えるすべての都市で利用可能ではありません。)
4つ目は高級車に乗れる「Lyft Premier/Lux/Lux SUV」運転手は一般の人ですが、Lyftが指定した車種の高級車で行う配車サービスです。
Uberとの競争
同じサンフランシスコ発のライドシェアサービス会社として、LyftとUberは競争を続けてきました。しかし、Uberから3年遅れてLyftがサービス提供を始めたこともあり、Lyftの時価総額はUberの10分の1ほどです。
Wefi Inteligenceの調査資料によると、2015年の段階で、分析した携帯電話のうち、約6%にUberアプリがインストールされていましたが、Lyftアプリがインストールされていた割合は約1%だったそうです。
Uberとの違いは!?
Uberとの違いをあげるとすると、チップや使用できる車の年数などがあります。
Uberドライバーの規約には、客がチップを渡そうとしたら「断ること」とされていますが、Lyftのアプリには、客がアプリを通してチップをあげることができる仕組みがあります。つまり、UberもLyftも基本的にチップは必要ない配車アプリですが、Lyftのドライバーはチップを受け取ることが認められています。
使用できる車の年数も、Uberは使用を始めて10年以内のものという条件がありますが、Lyftは12年以内と少し長いです。(さらに、UberもLyftも地域によってモデルの制限などがあります)
ドライバーにとっては、古い車でもドライバー登録できるというメリットがありますが、アプリの利用車にとっては古い車がやってくる可能性が高いということです。
UberとLyftの違いを表にまとめてみました!
今後の展開は!?
しかし最近は、アメリカ国内で新たなマーケットを開拓し、2017年4月には6億ドルの資金調達を行うなどしたLyft。今後は、海外展開の可能性も考えられます。
今後もUberと同じように、社会に大きな影響を与えていくことが考えられるLyftからは目が離せませんね!
以上、Lyftの紹介でした。