単身赴任が決まると、引っ越しの準備を始め、各方面への挨拶回りや、役所関係の諸手続きなど、アレもコレもと、やらなくちゃいけないことが意外と沢山!そんな忙しい引っ越しの時、ぜひやっておきたい準備から、引っ越してからで良いんじゃん?ということまで、いざ単身赴任!の引っ越し経験者が語る、あなたのお役に立つかもしれないお話です。
単身赴任が決まったら?

もし、単身赴任先の住まいがまだ決まっていなければ、まずはここからですよね。社宅など用意してもらえる場合は楽ですが、自分で手配するとなるとなかなか落ち着かないですね。とにかく住まいを決めちゃいましょう。
住まいが決まると、自然と引っ越した後の生活がイメージしやすくなり、買い足すものやら、関係先への挨拶口上や、相談内容なんかも具体的になってくるかと思います。
単身赴任の決定がでる時期って会社によって違うとは思いますが、大体一ヶ月前くらいに内示が出て、決定がくだるのって、更にその後だったりするようです。実際には「来週から行ってくれ」なんて辞令もあるらしく、、、こういうのはちょっとショックかもしれませんね。。 慌てて引っ越し先を探すのは、けっこう大変ですし、住んでみてからアレッ?イヤイヤッ!と突っ込みたくなることに出くわしてしまうかもしれません。
ご家族が赴任先の環境や仕事に、明るいイメージを持てるよう安心させてあげるには、まずは住まいを決めて、あなたが周辺環境をポジティブに理解して話してあげるのが一番の近道です。 赴任先周辺の観光スポットや、地域の特色、美味しいお店など、今は割と簡単に調べられますよね。
まだ小さいお子さんがいらっしゃる方は、休日に赴任先の1Rアパートに家族を招いたりして、揃ってキュウキュウにくっついて眠ったりするのも良い思い出となります。 単身赴任による引っ越しに対して、明るく楽しいイメージをご家族に持ってもらえるよう、ここはゼッタイ!と言うか、ちょっと頑張りましょう。
引っ越しの準備
家族の理解
多くの方にとって一番優先すべきは、きっとここですよね。
お子さんの学校の関係、ご両親の介護、単身赴任の自分と家族とで二重になる生活負担、単身赴任せざるを得ないお仕事には、色々な悩みや不安はあって当たり前です。 単身で赴任せず、家族で一緒に引っ越せないか?無理なら、どうやって納得してもらえるか。
離れて暮らすと、たまに帰宅して家族と久しぶりに会えた時など、嬉しくて嬉しくて感動的ですらあります。今時は、電話やSNS、TV電話などコミュニケーション手段には事欠きませんし、一緒に暮らしていた時より、むしろ仲良くなってないか?と思うことが、非常によくあります。
とにかくご自身が、明るいイメージを持ってご家族に話し、引っ越しの時には喜んで背中を押してもらえるようになれば、赴任先のお仕事も、そして事前準備もきっとバッチリ捗りますよ。
会社への確認
単身赴任、引っ越し、住宅、家賃補助など(会社によって名称は違えども)各種手当や必要書類の確認。 業務の引き継ぎ、赴任先で使う名刺作成、業務備品の整理など。
当たり前ですが、こちらもやることは結構ありますよね。 会社によって確認事項・内容は、それぞれかなり異なると思いますので詳述はできませんが、家族との二重生活を気掛かり少なく過ごせるよう、金銭的な支給および負担の確認や、赴任後の後任者への引き継ぎは多くの方にとって優先順位が高いのではないでしょうか。
関係先への挨拶
仲良しのご近所さんや、仲間達へ単身赴任の挨拶と報告をしましょう。そうして赴任先について色々な人と話すうち、「実は私、その近くの出身なんですよ」など、その土地の習慣とか新しい情報が聞けることがあり、勇気付けられたり、楽しみになったりすることがあります。
こうして周囲に自分の近況をお伝えすることは、赴任後の家族の生活を守ることにも繋がりますが、後回しにして引っ越し日が近くなると物理的に無理だったり、億劫になったりしておろそかになってしまうことがあるようです。なるべく早くやりましょう。
単身赴任に持ってく物
単身赴任で久々、もしくは初めての一人暮らしをすると、家族と暮らしてた時と微妙に価値観が変わったりするので、本当に最低限の荷物だけを持って引っ越しをし、赴任後に必要に駆られたものから、ゆっくり買い揃えれば良いのではと思います。
では最低限の引っ越し荷物って何でしょう?
- 3日分くらいの下着、靴下、Yシャツ&スーツ(or 作業着)
- 室内着&ご近所外出着(各1着)
- シャンプー、石鹸、歯磨き、髭剃りなどアメニティーグッズ
- 寝具一式
- トイレット&ティッシュペーパー
- 照明器具
- カーテン
- (冬の場合)暖房器具
こんな感じでしょうか?
単身赴任生活に必要な引っ越し準備って、それこそ人それぞれ、です。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫、、、とか、準備品リストアップの必要性が言われますが、実際に一人になってみると便利家電って、それほど必要じゃありません(個人的な見解です)。
例えば、洗濯はそんなに頻繁にしなければコインランドリーで十分。アイロンのひと手間が必要なYシャツは、クリーニング屋さんにお願いしても150円くらいでパリッとして返ってきます。自炊もそんなにしないのであれば、食材を買い込むこともしない。だから寒い地方なら夏しか冷蔵庫もいらない。ネットに繋がるPCがあればTVもいらない(これこそ本当に個人的な見解ですが)。
なにせ個人差はありますので、もし「持っていく物リスト」を作って荷造りにかかるなら「家族に預かってもらいたい物リスト」も作ってみてはいかがでしょう。
公的手続きの届出
転出届、転入届、世帯主変更届など必要手続きはありますが、短期の赴任であったり、家族のもとへ頻繁に行き来できる環境である場合、わざわざ住民票を移さなくてもという考えもあると思います。
ただ単身赴任が1年以上に及ぶ場合などは、自家用車の登録住所(ナンバー)変更、運転免許証やクレジットカードの住所変更も必要となる場合が出てきますので、市町村役場への各届け出は行っておいたほうが良いと思います。
ライフラインの用意
電気、ガス、水道、インターネットの開通手続きは早めに行い、引っ越し当日から使えるようにしましょう。
いずれも電話やネット経由で申し込めますが、インターネット回線は元々環境がある物件に住む場合はすぐ繋がりますが、そうでなければ工事が必要となり、開線まで少々時間が掛かってしまうことがありますので早めに問い合わせてみましょう。
いざ!引っ越し!
諸々の準備もできて、いざ引っ越し!となった時に、意外と忘れがちなのが当日の移動手段かもしれません。
自家用車や引っ越し業者の車で動けるなら良いのですが、そうでない場合は何で移動しますか? 電車、長距離バス、飛行機など、移動手段って色々ありますけど、ちょっと高かったり窮屈に感じたりしません? そんな時、便利なサービスがあります。
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