長距離ライドシェア(相乗り)

なにかと出費がかさむ単身赴任。少しでも安く済ませる「単身赴任生活節約術」とは?

できることなら家族がバラバラになる「単身赴任」は避けたいものです。しかし、業務命令に従わなくてはならないのがサラリーマンの悲しい定め。しばしの間、家族と離れ離れになることを覚悟しなくてはなりません。また生計が別々になる単身赴任は、思った以上に出費がかさみます。そこで単身赴任経験者である筆者が、少しでも安く済ませる「単身赴任生活節約術」をお教えします。

単身赴任が決まった!その時かかる費用は?

引っ越し費用

真っ先に考えなくてはならないのが引っ越しです。引越し費用は、荷物の量、運ぶ距離、作業員の数、引っ越しの時期などによって大きく異なります。たいていの引っ越し業者は単身向け引っ越しパックを用意していますので、およその個数と配送先を伝えて、数社から見積もりを受けてください。極端に荷物が少ない場合は、通常の宅配便で送った方が安く済む場合もあります。

≪単身者向けの引っ越しの相場≫
2トントラック使用の場合

  • 近距離(同一都道府県内など、移動距離が50km程度)¥20,000~¥50,000
  • 長距離(移動距離が50kmを超える場合)¥100,000~¥180,000

生活用品の準備

引っ越し先が、家具・家電付き単身者向け賃貸物件の場合、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、ベッド、クローゼットなどが備品として用意されているので、これらを持って行く必要はありません。逆に言えばそれ以外の物はすべて必要です。見逃しやすいのが文房具や台所用品などの小物です。

ハサミや糊、セロテープ、裁縫道具、洗濯ばさみや洗濯用ロープなどはコンビニや100円ショップでも手に入りますが、その都度赴任先で買い足していると結構な出費になります。家庭で使っているこれらの日用品に余裕がある場合は、忘れずに荷物に入れておきましょう。

レンタルもおすすめ

通常のアパートやマンションの場合、家具や家電は備え付けられていませんが、改めて揃えていては大きな出費になりますし、家庭に戻ってから無駄にもなります。引っ越し業者では単身赴任者向けのレンタルを行っていますので、それを利用するとよいでしょう。

引っ越しと一緒に配送が可能ですし、単身赴任が短くなった場合の途中解約や延長も可能です。安価な「中古レンタル」がおすすめですが、中古に抵抗がある方には「新品レンタル」もあり、使う人の希望に応じて選べるのもよいですね。レンタルの内容や料金は、業者によって異なるので、まずはご確認ください。

単身赴任が始まった!どんな費用が必要?

家族との連絡手段

仕事から戻っても独りぼっち、「ただいま」を言う相手も「おかえり」を言ってくれる相手もいない。単身赴任生活がもっとも身に染みる瞬間です。ついつい人恋しくなり、夜の盛り場をウロチョロするのは家庭崩壊のもと。そうならないためにも「家族の声」を聞くのが一番です。

単身赴任では料金を気にせず話ができるように、携帯電話のプランを変更しましょう。例えばA社のかけ放題プランは、上限2,700円で1ヶ月話し放題。通常料金などと比較すると、約1時間も話せば、元を取れる計算です。「普段はあまり通話をしない」という人も、ついつい寂しくなって電話をかけてしまうので、プラン変更はおススメです。またパソコンやスマホを使用したSkypeやLINEのビデオ通話なら顔を見ることができますし、赴任先の様子も映し出せば奥様も安心でしょう。離れているからこそ、コミュニケーションが必要ですね。

毎回の移動費

赴任先が遠方の場合、家庭に帰るには時間的な問題もさることながら、金銭的な問題も大きく影響します。例として交通機関別に東京から大阪の料金と所要時間を調べてみました。

交通機関 料金 所要時間
飛行機 3,990~27,890円 1時間10分
新幹線のぞみ(普通席) 14,200円 2時間35分
新幹線ひかり(普通席) 13,620円 3時間
高速バス 6,000~10,000円 9時間

 

新幹線は一番利用しやすいですが、毎回往復3万円近い出費は厳しいですね。高速バスには夜行バスがあり、翌朝には目的地に着くので時間を有効に使うことができますが、いつもバスというのも疲れそうです。意外と安いのが飛行機です。LCCなら曜日や時間によって格安で利用することができます。ただし予定の変更ができず、出発地が成田空港、到着地が関西空港などスムーズに利用できないなどの難点があります。

ライドシェアで移動費を安く抑える

飛行機でも新幹線でもバスでもない移動手段、それが「ライドシェア」です。ひとりで車を運転しても、複数人で乗っても高速料金は同じですし、ガソリン代もそれほど変わりません。ライドシェアは、あらかじめルートや日時を公表し、「相乗り」する人を見つけるシステムです。

利用方法は、nottecoに登録して日時とルートが合致したドライバーにコンタクトを取り、承諾をもらえばOK。運転技術評価や本人確認もされているので安心です。東京から大阪のワリカン代は4,000円程度。乗せる方にも乗る方にもメリットがありますね。浮いた交通費はお土産代にもできます。ぜひnottecoに登録して帰省を回数を増やしてみてください。

 

ライドシェア料金例

日本最大級の長距離ライドシェア(相乗り)サービス、notteco(のってこ!)

日本最大級の長距離ライドシェア(相乗り)サービス、notteco(のってこ!)
https://notteco.jp/

単身赴任でnottecoを利用している方の声

man_1(50代・男性:東京都→ 大阪府)
新幹線、高速バスよりまず先にnottecoでドライブが出ていないかを検索しています。単身赴任につきものの移動交通費の節約になり、nottecoを使うようになって自宅に帰る回数が増えました。関東・関西間の移動はドライブ数も多く、便利に使っています。

 

man_2(40代・男性:東京都→兵庫県)
自宅と赴任先を一人で移動するのはつまらないなぁと感じていた時にnottecoを見つけました。車のシートは空いてるし、まぁ誰か乗ってくれたら少し安くなってラッキー程度の軽い気持ちでnottecoに登録したのですが、今ではすっかりヘビーユーザーです。同じく単身赴任で移動する方が何度か私の車に乗って頂くうちに意気投合して、単身赴任の悩みを共有する仲になったなんてことも。何よりも毎回色々な方が乗って下さるので道中が楽しくなりました。nottecoに登録して良かったです。車で自宅と赴任先を往復する方には是非おすすめしたいですね。

 

man_3(30代・男性:神奈川県→大阪府)
関東に赴任して間もない頃、会社の先輩にnottecoを教えてもらいました。知らない人と一緒の車に乗ることに最初は抵抗があったのですが、先輩自身も単身赴任で関東に赴任してきていて、まずは一緒に使ってみました。感覚としては高速バスとそんなに変わらないなぁというのが第一印象でした。nottecoの場合、高速バスと違って休憩や乗車場所&降車場所もドライバーさんと相談で決められるし、何よりも安いので気に入っています。